- NordVPNは警察に特定されずに使えるほど匿名性が高い?
- NordVPNは警察からの開示請求に対してどう対応するの?
- NordVPNが警察に追跡されない理由は?
ネットセキュリティを高めるためにNordVPNの導入を考えている方が「警察や政府が利用者情報を入手できる環境は不安だ」と感じるケースは非常に多いです。
私は海外のカフェやホテルで、フリーWifiを安心して利用するためにNordVPNを導入しました。ただ、NordVPNの個人情報の取り扱い方に不安を感じていました。
そこでこの記事では、警察に特定されない理由、警察からの開示請求への対応など、NordVPNのプライバシー保護方針について解説します。
- NordVPNの警察に特定されない理由
- NordVPNと警察の関係
- NordVPNのノーログポリシーと開示請求
- おすすめ匿名性の高いノーログVPNサービス3選
この記事を読めば、どうしてNordVPNが警察に特定されないのかが分かります。
結論からいうと、警察が特定できないほどセキュリティが高く、プライバシー保護に力を入れているVPNサービスです。
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NordVPNの警察に特定されない理由【8個】
NordVPNは個人情報が警察に特定されないほど、プライバシー保護を強化し、ユーザーが安全にインターネットを利用できるように手助けをしています。
ここでは、なぜNordVPNは警察に特定されないのか、その理由を詳しく解説します。
- ①:パナマに本社を置いている
- ②:トラフィックを暗号化している
- ③:ノーログポリシーを採用
- ④:トンネル化されたVPN接続を提供
- ⑤:キルスイッチ(Kill Switch)機能
- ⑥:Double(ダブル)VPN機能
- ⑦:Onion Over VPN機能
- ⑧:世界中に複数のサーバーを保有
1つずつ解説します。
①:パナマに本社を置いている
NordVPNはパナマに本社を置いているため、アメリカや欧州の情報機関が行う情報要求に対しても回答する法的義務がありません。
また、パナマは情報秘匿度が高く、政府機関や法執行機関による監視が緩やかです。
そのため、NordVPNは警察などの第三者によるユーザー情報の提供を拒否できるので、警察に特定されません。
ただし、パナマに本社があるためにNordVPNが法執行機関の調査の対象になる可能性もあります。
②:トラフィックを暗号化している
NordVPNは、ユーザーのトラフィックが暗号化されているため、警察や第三者にトラフィックを傍受されても内容が解読できません。
また、先進的なVPNプロトコルを使用しているため、通信内容が検出されることもありません。
これにより、ユーザーの通信が安全に保護され、警察に特定される可能性が大幅に低くなります。
ただし、完全に安全であるとは限らず、トラフィック解析技術が進化していることも忘れてはなりません。
③: ノーログポリシーを採用
NordVPNはノーログポリシーを採用しているため、警察が要求してもユーザー情報を出すことができません。
ユーザーの閲覧履歴やIPアドレスなどの記録(ログ)を保存しない方針のこと
また、プライバシー保護のためにアダルトサイトやトレントサイト、ポルノサイトなどの閲覧履歴を収集していません。
さらに、ユーザーが利用するサーバーの選択や接続時間、トラフィック量なども保存されないため、プライバシー保護に大きく貢献しています。
④:トンネル化されたVPN接続を提供
NordVPNは、トンネル化されたVPN接続を提供するため、警察に特定されません。
トンネル化されたVPN接続をすると
↓
IPアドレスは代替IPアドレスに置き換えられる
↓
ユーザーの実際のIPアドレスが警察に特定されることはない
トンネル化されたVPN接続で、ユーザーのインターネットトラフィックは暗号化され、盗聴やハッキングから守られます。
ただし、NordVPNが警察などの法執行機関によって要請された場合、情報を提供しなければなりません。
NordVPNは、ユーザーのプライバシー保護を最優先に考えていますが、法的な要請に従う場合があるので注意しましょう。
⑤:キルスイッチ(Kill Switch)機能
キルスイッチ機能を「オン」にすることで、警察に特定されるのを防ぐことができます。
VPN接続が途切れた場合に、自動的にインターネット接続を遮断する機能
この機能により、VPN接続が途切れた場合でも、個人情報の漏洩を防げます。
通常、VPN接続が切れるとユーザーのIPアドレスが露出して、警察に特定されます。
しかし、NordVPNのキルスイッチ機能は、VPN接続が切れたら自動的にインターネット接続を遮断するため、IPアドレスの漏洩はありません。
このようにキルスイッチ機能によって、NordVPNは警察に特定されるのを防ぎます。
ただし、完全に匿名性が保証されるわけではありません。
VPN接続が途切れた瞬間に警察がユーザーを特定することは困難ですが、VPN接続中に何らかのトレース可能なアクティビティを行っている場合は、それが特定される可能性があります。
⑥:Double(ダブル)VPN機能
Double(ダブル)VPN機能は、ユーザーのIPアドレスが特定される可能性をさらに減らすために有効な機能の一つです。
VPN接続を通じて、複数のVPNサーバーを経由することで、より高いプライバシー保護を可能にする機能
- 通常のVPN接続:ユーザーのデータは1つのVPNサーバーを経由して暗号化
- Double VPN機能:複数のVPNサーバーを経由して暗号化
Double VPN機能>>>通常のVPN接続
Double VPN機能の方が、より高いセキュリティレベルが実現します。
警察などの当局がVPNユーザーを特定しようとする場合、ユーザーのIPアドレスを追跡する必要があります。
しかし、Double VPN機能を使用することで、ユーザーのIPアドレスが1つのVPNサーバーだけでなく、2つ以上のVPNサーバーを経由するため、特定される可能性がさらに低くなります。
このように、Double VPN機能によって、NordVPNは警察に特定されることをより困難にすることができます。
ただし、完全に匿名性が保証されるわけではなく、デメリットもあります。
- VPN接続中に何らかのトレース可能なアクティビティを行っている場合は、それが特定される可能性がある
- VPN接続の速度が低下する可能性がある
上記のデメリットがあるため、ユーザーは自身のネットワーク環境に合わせて適切な設定を行いましょう。
⑦:Onion Over VPN機能
NordVPNは、プライバシーとセキュリティに関する重要な機能の一つとして「Onion Over VPN」と呼ばれる機能があります。
Torネットワークを経由することで、インターネットトラフィックを暗号化することができる機能
NordVPNは、Onion over VPNを組み込んで、より高いレベルのプライバシー保護をしています。
このプロセスにより、IPアドレスや場所などのプライバシー情報が保護され、トラフィックの監視やトレースバックを防止できます。
また、データは暗号化され、安全に送信されるため、第三者によるデータの傍受や改ざんの防止もできます。
このように、NordVPNのOnion over VPN機能は、より高いプライバシー保護をしているため、警察などの第三者に特定されるリスクを減らせます。
しかし、完全な匿名性を保証するものではないため、常に注意が必要です。
⑧:世界中に複数のサーバーを保有
NordVPNは、世界中に5,500台以上のサーバーを保有しており、ユーザーがVPNサーバーを切り替えることで、物理的な場所を変えることができます。
これにより、ユーザーの位置情報の特定が困難になり、警察の特定リスクを低減します。
NordVPNと警察の関係について
ここでは、NordVPNと警察の関係について紹介します。
NordVPNが警察に情報提供する可能性はあるのか?
NordVPNは、プライバシー保護の観点から、ユーザーの個人情報を警察に提供することはありません。
- パナマに本社を置いているため、米国や欧州のデータ保管法には関係がない
- ノーログポリシーでユーザーの個人情報を収集していないため、情報提供することができない
- すべてのトラフィックを暗号化するため、警察もユーザーの通信内容を傍受することができない
たとえば2019年、 NordVPNは、FBIがVPNサーバーの情報を取得するために司法命令を取得したと発表しました。
しかし、 NordVPNは、ユーザーのデータが漏洩したり、FBIに提供されたことはなく、サーバーにはログが残されていないことを明らかにしました。
NordVPNは、プライバシー保護のために、ユーザーの個人情報を警察に提供することはありません。
また、 NordVPNは、暗号化されたトラフィックを傍受できないため、通信内容も漏洩することはありません。
NordVPNがユーザー情報をログとして記録しているのか?
NordVPNは、ユーザーの情報をログとして記録していないため、プライバシーが保護されます。
- 2019年、ユーザーのデータが漏洩したり、不正なアクセスを受けたりしたことはないと発表
- 何らかの理由でVPN接続が切断された場合、接続ログを保存していることがあるが、これにはユーザーのIPアドレスやアクティビティ情報は含まれまない
上記は、 NordVPNがユーザー情報をログとして記録していないことを示しています。
結論としてNordVPNは、ユーザーの情報をログとして記録することはありません。
ユーザーは NordVPNを安心して利用できます。
NordVPNのノーログポリシーと開示請求
NordVPNのノーログポリシーと開示請求についても少し触れておきます。
ノーログポリシーとは何か
ノーログポリシーとは、ユーザーのアクティビティや個人情報をログとして収集しないことを約束するプライバシー保護方針のこと
ノーログポリシーを採用することで、ユーザーのオンラインプライバシーを保護し、第三者による個人情報やアクティビティの不正アクセスを防止することができます。
ノーログポリシーの採用は、VPNサービスの信頼性を高めることができます。
ノーログポリシーが開示請求からユーザーを守る理由
ノーログポリシーを採用するVPNサービスは、ログの収集がないため、ユーザーに関する情報を開示できません。
そのため、ユーザーのプライバシーを守り、開示請求からユーザーを守ることができます。
VPNサービス自体があくまでも中継役であり、ユーザーが行ったアクティビティを記録することはできないからです。
NordVPNがノーログポリシーを採用する理由
NordVPNがノーログポリシーを採用する理由は、ユーザーの個人情報や通信データを収集しないことで、安全な通信環境の提供を目指しているからです。
たとえば、
NordVPNは強力なセキュリティ技術を採用
↓
セキュリティ対策が万全であっても、個人情報を収集すれば、その情報が漏えいする可能性がある
↓
ノーログポリシーを採用で、ユーザーの個人情報を収集しないことを明確にしている
上記の点からもNordVPNのプライバシー保護に対する強い意識が分かります。
また、ノーログポリシーは、法的要件や規制からユーザーを守るためにも重要です。
NordVPNが本社を置くパナマは、個人情報保護に関する法律が整備
↓
VPNサービスに対してもノーログポリシーの採用が求められている
NordVPNは、このような法的要件に対応するためにも、ノーログポリシーを採用していると言えます。
NordVPNのノーログポリシーが保証するもの
NordVPNのノーログポリシーが保証するものは主に下記のとおりです。
- ユーザーの個人情報を最小限に抑えるためにデータ収集を制限
- VPN接続に必要な情報やアプリケーションのアクセスログのみ収集
- ユーザーのオンラインアクティビティに関する情報を収集しない
- ユーザーオンラインアクティビティに関する情報を法執行機関や第三者に渡さない
NordVPNのノーログポリシーは、データ収集を最小限に抑え、開示請求に対しても対応することで、ユーザーに高いセキュリティと信頼性を与えています。
おすすめ匿名性の高いノーログVPNサービス3選
おすすめのノーログVPNサービスを紹介します。
紹介する3社はノーログポリシーを採用しています。
おすすめ①:NordVPN
まずは、今回解説してきた「NordVPN」です。
料金 | 1ヶ月プラン:1,750円/月 1年プラン:670円/月 2年プラン:540円/月 (料金は頻繁に変動するので、最新の料金はHPをご確認ください) »NordVPN料金プランの詳細はコチラ |
無料返金保証期間 | 30日 |
サーバー数 | 5,500台以上 |
接続可能国 | 59ヶ国 |
同時接続台数 | 6台 |
Kill Switch機能 | 〇 |
Double(ダブル)VPN機能 | 〇 |
Onion Over VPN機能 | 〇 |
セキュリティを高めるオプション機能(Kill Switch、DoubleVPN、Onion Over VPN)が充実。
通信速度も速く安定しているので、安心して使えるVPNサービスです。
»NordVPNの評判・レビューから分かるメリット・デメリットはコチラ
おすすめ②:ExpressVPN
2つ目は「ExpressVPN」です。
料金 | 1ヶ月プラン:12.95$/月 6ヶ月プラン:9.99$/月 12ヶ月プラン:6.67$/月 (料金は頻繁に変動するので、最新の料金はHPをご確認ください) »ExpressVPN料金プランの詳細はコチラ |
無料返金保証期間 | 30日 |
サーバー数 | 3,000台以上 |
接続可能国 | 94ヶ国 |
同時接続台数 | 5台 |
Kill Switch機能 | 〇 |
Double(ダブル)VPN機能 | ✕ |
Onion Over VPN機能 | ✕ |
NordVPNと双璧の人気を誇るVPNサービス。
ほぼ申し分のない会社ですが、NordVPNと比べると、セキュリティを高めるオプション機能に物足りなさあり。
»ExpressVPNの評判・レビューから分かるメリット・デメリットはコチラ
おすすめ③:Surfshark
3つ目は「Surfshark」です。
料金 | 1ヶ月プラン:1,870円/月 1年プラン:553円/月 2年プラン:345円/月 (料金は頻繁に変動するので、最新の料金はHPをご確認ください) »Surfshark料金プランの詳細はコチラ |
無料返金保証期間 | 30日 |
サーバー数 | 3,200台以上 |
接続可能国 | 100ヶ国 |
同時接続台数 | 無制限 |
Kill Switch機能 | 〇 |
Double(ダブル)VPN機能 | 〇 |
Onion Over VPN機能 | ✕ |
「接続台数が無制限」「料金が格安」が強みです。
通信速度、セキュリティも十分満足です。
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NordVPNは警察に特定されないほどのセキュリティ力
NordVPNは警察が特定できないほどセキュリティが高く、プライバシー保護に力を入れています。
個人情報の漏えいや流出が不安な方におすすめです。
私自身も個人情報が洩れることなく、安心して利用しています。
- ①:パナマに本社を置いている
- ②:トラフィックを暗号化している
- ③:ノーログポリシーを採用
- ④:トンネル化されたVPN接続を提供
- ⑤:キルスイッチ(Kill Switch)機能
- ⑥:Double(ダブル)VPN機能
- ⑦:Onion Over VPN機能
- ⑧:世界中に複数のサーバーを保有
ただし、どのVPNサービスでも、完全なセキュリティの保証はできません。
個人情報を保護するためには、適切な注意を払い、最新のセキュリティ技術を使用しましょう。
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NordVPNと警察に関してよくある質問と回答
- ログなしVPNとは何ですか?
-
ユーザーのインターネットアクティビティ(ユーザーの活動状況や行動履歴)をログに残さないことです。
- ノーログVPNは警察に特定されないですか?
-
特定されません。なぜなら、ユーザー情報のログを残していないので、警察が要求してもユーザー情報を出せないからです。
- NordVPNは警察に特定されないですか?
-
特定されません。なぜなら、NordVPNは個人情報が警察に特定されないよう、プライバシー保護を強化し、ユーザーが安全にインターネットを利用できるようにしているからです。
- NordVPN利用で位置情報はバレる?
-
NordVPNは、高度な暗号化技術の使用や、数百万ものIPアドレスにより、多くの場合バレません。
- NordVPNは開示請求されても特定不可能ですか?
-
はい。NordVPNはノーログポリシーを採用しているのでログ(個人情報)の収集を行いません。そのため、開示する情報がないので、個人情報は流出しません。