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VPNルーターとは?必要性は?メリット・デメリットまとめ

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VPNルーターとは?必要性は?メリット・デメリットまとめ

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日頃からVPN接続を使っている人にとって、一度は導入を検討するのがVPNルーターの存在でしょう。しかし、VPNルーターは平均して4万円以上するため、購入を躊躇してしまう人もいるかと思います。そこでこの記事ではVPNルーターの仕様と必要性について紹介しています。VPNルーターを導入するとどういったメリットやデメリットがあるのかも紹介しているので、少しでも検討している人はぜひご覧になってください。

目次

VPNルーターが何か分からないときは

VPNルーターとはルーターにVPN機能が備わっているルーターのことです。通常のVPNはセキュリティソフトなどに付属しているものや、オンラインサービスを利用する人が多いと思います。しかし、VPNルーターはルーター自体にVPN機能が備わっているため、追加でセキュリティ費用を捻出しなくても済む利点があります。つまり家の鍵に例えて分かりやすく説明すると、オートロック付きの家を買ったから自分で鍵を閉めなくてもセキュリティ対策してくれるのがVPNルーターです。

VPNルーターに付いているVPNパススルーって何?

VPNルーターに実装されているVPNパススルーとは、プライベートIPをグローバルIPに変換しなくても通信できるシステムのことです。分かりにくい人はプライベートIPが糸電話で、グローバルIPが通常の電話と考えれば分かりやすいと思います。つまりプライベートIPという糸電話では外と通信ができないため、グローバルIPという通常の電話の取付工事が必要ですが、VPNパススルーはこの取付工事を無視して通信ができるシステムのことです。

VPNパススルーに使われているPPTPの必要性について

VPNルーターのVPNパススルーには色々なプロトコルが使われており、最も古いタイプと言われているのがPPTPです。通信原理を分かりやすく説明すると、インターネット通信をするときにトンネルを作って通信する方法として知られています。ただしセキュリティの脆弱性が指摘されており、最新式のVPNルーターには必要性を見出せていません。もし使っているVPNルーターにPPTPが使われているなら新しい物に変えたほうがVPNのセキュリティレベル上昇効果をさらに高めることができます。

L2TPを使っているVPNパススルーとは

L2TPとはVPNルーターに使われているVPNパススルーのトンネリングに使われているプロトコルです。トンネリングとはデータをコーティングするための技術ですが、L2TPには暗号化の機能がないため、通常IPsecというプロトコルを併用して使われています。IPsecとはインターネット通信に悪意ある人が改ざんや盗難を試みたときにそれを検知できる機能が備わっているため、VPNルーターをより安全に使える利点があります。セキュリティレベルが高いため、法人用のVPNルーターにも使われており、バッファローのVR-U500XやヤマハのRTX3510がその代表例です。

IKEv2が使われているVPNパススルーは必要性が高い?

IKEv2が使われているVPNパススルーは安全性が極めて高く、多くのVPNルーターに使われているほど必要性の高いプロトコルです。特にモバイル端末で通信を行う環境に適しており、IPアドレスの変更にも対応できる優れたプロトコルとしても知られています。分かりにくい人は、音楽ライブなどのチケットの半券に例えると分かりやすいかもしれません。通常のモバイル端末は、Wifiと電波を行き来しているので不意にIPアドレスが変わってしまうことがあります。

つまり、チケットの半券が発行されていないので、再度窓口で予約されているかどうかを確認する必要があります。しかし、IKEv2はチケットの半券を発行していて、自分で窓口も構築しているため、チケットを提示するだけで通信ができる仕組みです。しかも、窓口には警備員という暗号化のプロがいるためセキュリティレベルも高いです。

OpenVPNが使われているVPNパススルーのメリットとデメリット

OpenVPNはソースコードが公開されているため、有志によって常に新しいセキュリティ環境が構築できます。仕組みを分かりやすく説明すると、高速道路の料金所のように入口と出口にセキュリティゲートを構築して通信をするような仕組みです。L2TPは暗号化できないトンネリング機能でしたが、OpenVPNはトンネリングを自分で構築するので、使いやすいプロトコルとして認知されています。

ただしOpenVPNを日本国内で使用する場合、専用のアプリケーションが必要な場合があります。また、実装されているVPNルーターによっては難しい設定をしなければならないため、初心者には敷居が高いというデメリットがあります。

そもそもVPNルーターの必要性やメリットは?

もし家庭用回線でVPNルーターの導入を考えている人は、海外のサイトや家から会社のネットワークにアクセスするかどうかで決めたほうがいいでしょう。海外のサイトはフィッシングサイトや犯罪を誘発させるものが多く、セキュリティは出来る限り高くしておかないと思わぬところで被害に遭う可能性があります。したがってVPNルーターの必要性は高いのですが、日本国内で利用できるサイトの多くは安全性が高く、VPNルーターを使ってまでセキュリティレベルを高くする必要性はほとんどありません。

ただし、家から会社のネットワークに接続する場合は例外で、昨今ではランサムウェアなどで会社のシステムを奪う人が多く、セキュリティ対策できるものは導入したほうが安全です。

VPNルーターにデメリットはないの?

VPNルーター最大のデメリットと言われているのは、回線速度が遅くなることです。いくらVPNパススルーが高速化されているとはいえ、トンネリングやカプセル化によって通信データを守る作業があるため、どうしても通信速度は遅くなります。また、VPNルーターは高額なものが多く、高性能なものはさらに月額費用まで必要なので初心者にとって導入の敷居は非常に高いと言えます。

まとめ

VPNルーターは安全面に関するデメリットは全くないので、安全にインターネットを楽しみたい人は導入を検討してみましょう。しかし、導入するには高額の専用ルーターが必要だったり、セキュリティに関するある程度の知識も必要なので個人利用なら無理して導入する必要はありません。特に使われているVPNパススルーのプロトコルは種類も多く中には設定が難しいものも存在しません。各ルーターによって設定が違うのでこの記事では紹介しませんでしたが、もし設定に不安が残る人は導入を見送ったほうがいいでしょう。

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