皆さんは、新しいアプリをインターネットで物色していたら、突然勝手にアプリがインストールされたという経験はありませんか?実はパソコンがウイルスに感染して危険な状態になっている可能性があるので、すぐにアンインストールする必要があるんです。しかし、インストールするつもりの無かったアプリはどうやってアンインストールしたらいいのか分からない人もいるかと思います。
そこでこの記事ではインストールトラブルの多いAviraFreeAntivirusの対処方法について紹介しています。
AviraFreeAntivirusが勝手にインストールされたときの対処方法
AviraFreeAntivirusが勝手にインストールされた場合、原因を先に絶ち、アンインストールしたときに再度インストールされる事態を防ぎましょう。一番有力な原因は、GooglePlay自動インストール機能です。GooglePlay自動インストールとは、新しいデバイスに切り替えたときに、古いデバイスとアプリのインストール情報を同期させるための機能です。オフにするには、Googleアカウントの設定画面から、同期する内容の管理をクリックし、同期をカスタマイズするとアプリを順番に選んでください。
悪意あるアプリが勝手にインストールしている可能性について
悪意あるアプリがAviraFreeAntivirusを勝手にインストールしている場合は、AviraFreeAntivirus以外のセキュリティソフトで端末内を検査してください。可能なら有料版のセキュリティソフトがおすすめで、性能の高いセキュリティソフトなら、インストール前に端末内を検査してくれるため、インストールしたセキュリティソフトがさらに脅威に巻き込まれる心配もありません。
【iPhone限定】不審な構成プロファイルを削除する方法
iPhoneには構成プロファイルを使ってインストールやアカウント管理をするシステムが搭載されており、悪意あるアプリの中にはこれを操作する機能が備わっています。そこで、不審な構成プロファイルを削除することでAviraFreeAntivirusが勝手にインストールされるのを防ぐことができます。やり方は設定アプリの一般からVPNバイス管理をタップしてください。表示されているメニューはアプリやシステムで使われている構成プロファイルの一覧で、心当たりの無い構成プロファイルを削除することが可能です。
構成プロファイルを削除すると、関連付けされた不審なアプリの情報も削除されます。
【android限定】Googleplayプロテクトを使ってインストールを未然に防ぐとは
AviraFreeAntivirusは2022年にGoogleplayでの提供を終了していますが、そのことを知らないユーザーに向けて悪意あるソフトを提供している事例があるのも事実です。そこでGoogleplayプロテクトを使ってアプリをインストールする前に安全性の確認を行う設定にしておきましょう。やり方は、Googleplayのプロフィール画面からplayプロテクトをタップして、右上の歯車マークをタップしてください。
画面上部にあるplayプロテクトによるアプリのスキャンをオンにしておくと、誤って偽物のAviraFreeAntivirusをダウンロードしたときにインストールを防ぐことができます。
お子さんがいたずらで勝手にインストールする場合の対処方法
もし、お子さんがAviraFreeAntivirusを勝手にインストールしてしまうときは、チャイルドモードを使いましょう。Windowsパソコンの場合は、ファミリーアカウントにログインし、右上の家族のメンバーを追加をクリックします。次に表示されたメニューのメンバーをクリックし、アカウントの招待ができたら、画面の指示に従いアプリやゲーム、WEBサイト検索のアクティビティを年齢別に設定します。最後に制限する端末にMicrosoftFamilySafetyアプリをインストールすると、お子さんがAviraFreeAntivirusを勝手にインストールするような事故を避けられます。
androidやiPhoneで勝手にインストールを防ぐ方法
androidやiPhoneではファミリーリンクアプリを使って、お子さんが端末にゲームやアプリをインストールするときに承認を貰わないとできなくすることが可能です。やり方はお子さんが使う端末と保護者が使う端末にGooglestoreからファミリーリンクアプリをインストールし、お子さんのアカウントと保護者のアカウントを連携させます。次に保護者側のファミリーリンクアプリを起動し、コンテンツ制限のメニューから承認を必要とする範囲の中からダウンロードを選択してください。
すると仮にお子さんがいたずらでAviraFreeAntivirusを勝手にインストールしようとしたら、保護者側の画面で承認が必要になります。
アバストセキュアブラウザってどんな機能があるの?
アバストセキュアブラウザとは、簡単に説明するとセキュリティソフトとウェブブラウザが一緒になっているブラウザです。通常のウェブブラウザにもセキュリティ機能は搭載されていますが、個人情報保護や情報漏洩機能など、万全ではない部分も存在します。しかし、アバストセキュアブラウザは通信自体を暗号化しているため、第三者にアカウント情報や入力データを盗まれる心配が低くなります。
また、アバストセキュアブラウザには広告ブロック機能も搭載されている利点があります。そしてアバストセキュアブラウザは、Googlechromeと同じベースシステムを採用しているため、Googlechromeを使っている人なら違和感なく使えるところが魅力的です。
アバストセキュアブラウザを使うときの注意点
アバストセキュアブラウザを使うときは、たまにウイルスの誤検知があることに注意してください。過去にアバストはGoogleの検索ページをウイルスと誤検知したことがあり、一時期使えなくなっていました。また、アバストセキュアブラウザのバージョンによっては、ホワイトリストを設定しないと満足にアプリが起動できないとの口コミも投稿されています。
解決方法はアバストのセキュリティメニューを開き、環境設定のスキャンタブを選択します。次に例外追加によく使うWEBサービスなどを追加すると、アバストの誤検知が少なくなります。
まとめ
AviraFreeAntivirusは無料で利用できる便利なセキュリティソフトですが、環境によっては勝手にインストールされる事故が見つかっています。したがって、端末やOSの自動インストール機能の無効化を設定して勝手にインストールされるのを防いでください。
なお、お子さんが使う端末に勝手にインストールされるときは、ファミリーリンクアプリを使ってアプリのインストール制御する方法がおすすめです。なお、ウイルス感染などで勝手にインストールされるときは、アバストセキュアブラウザを使うことをおすすめします。