1982年に設立されてから、ノートンは様々な端末に降りかかるトラブルを防いできましたが、果たして本当に防げているのでしょうか?もしなんだか分からなくて怖いからノートンセキュリティをインストールしている人はこの記事で紹介しているノートンセキュリティのいらない理由をご覧になってください。スマホに導入するべきかどうかも含めて紹介しているので、インストールするか迷っている人もぜひご覧になった上で決めることをおすすめします。
スマホにノートン360は必要なの?
ノートン360がスマホに必要かを判断するときの基準は、ノートン360に実装されている機能で決めることができます。もし、以下の機能の内1つでも必要と思った人はノートン360がスマホに必要ですが、1つも当てはまらないという人には必要ないでしょう。
- フィッシング詐欺対策
- 自動保護
- スマートファイアウォール
- 侵入防止
- セーフサーチ
- クラウドバックアップ
- 保護者機能
- 電子メール保護
- サイレントモード
- パスワードマネージャー
- 独自VPN
- ダークウェブモニタリング
フィッシング詐欺対策が必要か確かめてみる
もし皆さんがフィッシング詐欺に遭いそうなWEBサイトにスマホでアクセスしようとしているなら、ノートン360はスマホに必要でしょう。例えば皆さんはWEBページのアドレスにhttpから始まるアドレスにアクセスしようとしたことはありませんか?
実はこのhttpから始まるアドレスは、セキュリティが保障されていないアドレスのことで、安全なサイトはhttpsから始まるアドレスになっています。よく見ないとこの違いは分からないので、既に間違えてhttpから始まるアドレスのWEBページにアクセスしているかもしれません。もしやパスワードやアカウント情報を入力する画面が表示された体験があるのではないでしょうか?それは悪意あるユーザーが仕掛けたフィッシング詐欺の罠かもしれません。
自動保護はスマホに必要なの?
ノートン360の自動保護とは、危険なファイルや怪しいと思われるファイルやWEBサイトにアクセスするときに、自動的にスキャンするシステムのことです。スマホであまりファイルをダウンロードすることが無かったり、怪しいWEBサイトにアクセスすることが無い人にとって、ノートン360がスマホに必要か議論する前にもういらないという答えは出ているでしょう。
特に月々の通信料を節約しているような人には尚更ノートン360はスマホに必要ないと考えるべきです。その理由は、通信料を節約しているような人が、大容量の怪しいアプリやファイルをダウンロードする可能性は低いからです。
スマートファイアウォールがスマホに必要か考察してみよう
皆さんはスマホを使っていて、スマホのアップデート以外で急に大量の通信が始まったことはありますか?もしないならノートン360がスマホに必要か議論するのはやめてインストールしないことをおすすめします。理由はスマートファイアウォールが不審なアクセスを遮断するのは、1年に1回あるかないかだからです。ノートン360には不審なアクセスを遮断したことを知らせるログを表示する機能があるのですが、長年ノートン360を使っていて表示されたことがあるのはほんの数回です。
ましてやいきなり不振な接続を遮断したことは1回もないと言えるほどに記憶に残っていません。そんな少ない確率で発生する危機のために高額なノートン360を買うのはやめたほうがいいでしょう。
【一番いらない!】保護者機能と電子メール保護機能とは
ノートン360がスマホに必要かを議論するときに、真っ先にいらないと口を揃えて言われているのが保護者機能と電子メール機能です。そもそも皆さんは電子メールで連絡を取るということがほとんどなくなっていると思います。使うのはせいぜいオンラインゲームやWEBサービスのアカウント登録のときで、それ以外にメールを受け取ることはほとんどないでしょう。
特に近年ではLINEやSNSのDMなど連絡手段がいくつも存在する中、あえて使いにくいメールを使う理由もないですよね。したがって、電子メールを使わない人にとってノートン360は必要ないです。
保護者機能はなんでいらないの?
保護者機能は本来成人向けコンテンツなどの表示を制限するものなので、小さなお子さんもおらず自分で利用するWEBサイトの安全性が把握できる人にノートン360はいらないでしょう。逆に成人向けコンテンツに嫌悪感を抱く人はノートン360がスマホに必要かと感じるかもしれませんが、近年ではブラウザ側で表示するコンテンツをコントロールできるので、あえてセキュリティソフトを導入する理由にはなりません。
クラウドバックアップがいらない理由とは
ノートン360のクラウドバックアップとは、ランサムウェアがインストールされてしまったときに備えて、パソコンのバックアップを取っておく機能のことです。近年のランサムウェアの被害は大手企業のパソコンに集中しており、身代金を要求するという犯罪行為に変化しています。そのため、個人向けのパソコンにランサムウェアをインストールさせる被害が少なくなっています。
したがって、自分で大規模なWEBサイトを運営していない限り、ノートン360が皆さんのスマホに必要かどうかを決める考察は不要でしょう。
【代用品があるからいらない】パスワードマネージャーって何?
パスワードマネージャーとは、端末にインストールされているパスワードなどのアカウント情報をノートン360で管理するというシステムです。実はこれ既にGooglechromeに実装されており、あえてノートン360をスマホにインストールしてまで必要かと聞かれたらいらないです。しかも、最近Googlechromeは二段階認証など複数の認証方法を突破しないとパスワードマネージャーにアクセスできないようにしているため、セキュリティレベルもかなり高くなっています。
なのに高額なソフトを買ってまで別のシステムに管理させる理由が見当たらないので、ノートン360はいらないです。
ノートンセキュリティがいらない理由
ノートンセキュリティは過去の製品からアップデートされ、今はノートン360という商品名で売られています。確かにアップデートされて防げるセキュリティリスクも増えています。しかし、ノートン360はインストールするだけでパソコンやスマホに多大な負荷をかけながらセキュリティリスクを回避しているので、端末が重くなってストレスを感じてしまう人も多いです。
さらにセキュリティ機能の多くは自分で対策できるものが多いので、前向きに導入を検討するべきではないでしょう。
まとめ
ノートン360のセキュリティ機能は、スマホに必ず必要かと聞かれると多くの人がいらないと答えるでしょう。その理由はセキュリティリスクも多様化した影響で、対策しているけれど使わないといった機能が沢山あるからです。例えばパスワードマネージャーや保護者機能がその代表例で、必要ない人だとノートン360の契約期間中一度も危険を検知することなく契約期間が終わります。そんなセキュリティソフトのために高額な購入代金を支払う必要はありません。